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原田 左之助(ハラダ サノスケ)
学籍番号SFL0010183
さのにいであい.jpg
「俺はてめぇのことしか考えてない奴はキライなんだよ…!」 

新撰組十番隊長・原田左之助

戦争時の怪我が元で1986年に没した
その後、約150年かけてパラミタにたどり着いた

「京子ちゃんを、そして仲間を護りたい
甘いことを言っているのは分かっている
それでも俺は、自分の身が砕けるまで護りたい」

そのために力が欲しいという真の決意と覚悟を聞き、力になろうとパートナー契約を結ぶ

性格は熱いが頭の回転は速く、真の性質を既に見抜いている
最初は女や仲間のために命をはれる奴は大好きだ、ということで契約したが
真と京子のやり取りを見ているうちに兄貴としての感情が目覚めてきて
「この二人の行く末を見守りたい、そのために力を貸して護りたい」
と思うようになった

没時は新撰組を離れていたが、本人にとって一番思い入れが強かったのか霊衣は新撰組の時のものとなっている。

趣味は散歩(いろいろ目新しいものばかりで退屈しないらしい)
好きな食べ物は蓮根餅とうどん
きらいな食べ物は甘いもの(和菓子の甘さは大丈夫だが洋菓子の甘さはダメ)
特技は木工工作関係

真と京子の兄として、二人がどんな結末を迎えるかまで見守っていこうと思っている
それがよい方向、そして悪い方向だったとしても…

※真が契約後に書籍等で調べた結果、馬賊の目頭として1868年以降も生きたという記述もあった
これに関してはあくまで伝説であり、本人にも覚えはないらしい
(真偽不明。もしくは1868年で負傷した際に一部が分霊化してパラミタに上がってきたのかは不明)
   
 
優先クラス:ナイト・モンク・バトラー
縛りクラス:メイド
 
 
  
「女のために死ねる奴は大好きだ」
 
確かに俺は死んだ
そして長い…長い夢の中にいた
このままずっとそうだとおもっていた
 
急に光に包まれた感覚がして、思わず目を覆う
「…ここは…?」
そこは木々が覆い茂る場所
その中央には蒼く透き通った池がある
 
池のほとりの近くに誰かがいた
淡く光を放つ珠をもつ、西洋風の服を着た男
こっちの姿をみて驚きながらも近づいてくる
 
「…あなたは…その格好は、新撰組の方ですか?」
 
何者だこいつ?
黙っていると少し困った顔になってしまった
このままだと答えるまでそのまま居そうだ
仕方がないので俺は名を名乗る
「新撰組十番隊隊長、原田左之助」
 
その名前を聞いて男は驚いた顔をする
そしてブツブツとなにか考え込み始めた

しばらくして意を決したかのように俺を見上げ、口を開く 
「原田さん!俺に力を、みんなを…そして京子ちゃんを護るための力を貸してください!」
そういって深々と頭を下げた

貸す…俺の力を?
話を聞くとここはパラミタという場所で、俺が死んでから150年たっているとのことだった
地球で死んだ英雄や偉人は、一度ナラカというところに堕ちた後
150年かけてパラミタにたどり着く
そうしてたどり着いたものは英霊と呼ばれる存在になるようだ

俺はその英霊という存在としてここにたどり着いたらしい

「話は分かった…京子ってのは女か?お前の護るための覚悟ってのはどれくらいだ?」
真はハイと返事をすると、俺に覚悟を語った

――京子ちゃんを、そして仲間を護りたい
甘いことを言っているのは分かっている
それでも俺は、自分の身が砕けるまで護りたい――
 
…何だこいつ…
顔つき自体は優しい、そしてさっきまでは頼りない感じだったのに…
いきなり温度が下がりやがった

「仲間、そして京子ちゃんを護るためなら俺は―――」
 
  
  
気に入った、コイツの覚悟は半端ない
今手に持っている小型の拳銃もその覚悟の一つか

「お前さん、名前は?」
「椎名真…真実の真とかいてマコトです」
「真か…」
 
ゆっくりと目を閉じる
 
『誠』
 
己の中に正義がある
そして女のために自分の身を…
悪くない、ああ…悪くない
 
「俺の力を貸してやる。そのかわり、貸すからには全力でぶち当たって来い。」
 
そういってやると温度が戻った
泣きそうな、そして安心したような笑顔
 
「原田さん、これからよろしくお願いします!」
そういって真は満面の笑顔でこちらを見つめた
 
 
 
 
 
 
「原田さん。俺、原田さんみたいな兄貴がほしかったんですよ!」
「ほぉ…でも止めとけ止めとけ。俺みてぇな兄貴がいたら苦労するだけだぜ?」
「そんなことないですよ!俺、原田さんが兄貴だったら凄く嬉しいのに…」
「ばーか、そんなこと言ってる暇があったら嫁さんを大事にしやがれ!」
「ってて!痛いです原田さん!!大事にしてます!命よりも大事にしてますって!!」

真が笑ったとき
遠い記憶の中の誰かの面影が
ほんの少しだけ見えた気がした

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