検索遊びと彼がネクタイをつけるわけ [キャラクター雑談・ストーリー]

カタタタタ…カタカタ…
  
「あ、真君ここにいたんだ~!…って、なにしてるの?」
「…ん、あぁ京子ちゃん。いや…実はね…」
  
カタタ…カタカタ…タンッ!
  
―シャンバラ全学生・関係者データベース―
  
「もしかしてこれ…?」
「そ、このシャンバラの学校にいる人たちのデータが登録されてるサイト」
「こんなのあったんだ~」
「俺もこのまえ翔先輩から教えてもらって初めて知ったけどね」
「私たちのデータもあるかな!!?」
「もちろん、しかもここにきたときに書いた個人特記事項詳細まで検索かけれるし…って…」
「どしたの真君?」
「いや、ちょっと気になったから検索してみたんだけど…ざっとみただけだし無記入でもよかったし…」
「?」
「バトラーで特記事項に『光条兵器』を書いてる人で検索かけたんだけど、俺含めて4人しかいない…」
「…って、ぇえ!!?全学園で!?」
「確か9000人近かったよね今…」

「でも真君、いくら学校だからって休みのときくらいラフな格好すればいいのに~」
「まぁ一応学校は学ぶとこだしね」
「うにゅ~…でも正式な制服はネクタイ着けないよ」
「(ドキッ)」
「前から聞きたかったんだけどね、似合ってるからいっかな?っておもってたけど気になっちゃった」
「ん~…それはね…」
20090818.jpg
「こういうことになるから…」
「鎖骨目立っちゃうね…」
「ほ、ほら、きっちりきこんだら体格抑えられるかな~…なんて…」
「…それ以前に似合わないね…」
「それ、母さんにも言われた…そういうわけでネクタイかかせないんだよ俺…」


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。